2013年1月1日

2013年1月1日 雨

始5:18−終6:46

新年あけましておめでとうございます。
今年もみなさんにたくさんの喜びある一年でありますように。

さて、玄関から外へ出てみると、雨が降っていた。それで暖かだったのか。
まあ止むでしょうといつものように掃き掃除を始めていく。雨で小さな葉が
掃き取りにくい。車通りも少ない。下弦の月が空に浮かんでいた。コツコツ
とヒールの音がして女性がふたり右の歩道を歩いていた。気にせず掃いてい
ると「すみません」と言ってこちら側にやってきた。「駅はどっちですか?」
と聞いてきた。凄い若い、高校生くらいの女の子だった。やたら調子がいい。
もうひとりはずっと携帯で電話してる。なんなんだ?そこの信号を右に曲が
って、まっすぐ行って500メートルくらい…と説明してたが、なんか途中
から急にモードを替えてきて、「車で送ってもらえません?」といきなり甘
えてきた。初対面の、道を教えている人間に、しかも掃除をしてるのに!?
「私たち余所の人なんですよ」と困ってる感を出してきた。「車持ってない」
と返して、もう一度駅までの道を教えて別れた。もうひとりの子はずっと携
帯で話しっぱなしだった。今年いちばん最初に会って話した人間がこんなの
だとは…。いい経験をさせてもらった。

小雨の中ずっと掃いていく。公民館の脇を掃いていると自転車の女性からあ
いさつされる。ん?おめでとうございますと言われたのかな?ホテルがやけ
にざわざわしてると思えば、年配の人たちが中からどんどん出てきた。和服
の方もいるし、子ども連れの方も混じっている。なんだろう?新年パーティー
か初詣の集まりとかだろうか?医院の駐車場が開いていて何台もクルマが停
めてあった。
県道に向かってひたすら掃いていく。きょうは信号のまわりに銀杏の葉はほ
とんど落ちてなかったので、いつもは掃きにくいタイル上もスムーズだった。