2013年3月18日

2013年3月18日 曇り

始5:14−終6:44

寝床から家のあちこちを風がひっきりなしに叩く音がする。天気
予報は雨だが運よくまだ雨は降っていない。

表に出るとかなり強風が吹いていた。ホテル正面玄関のフラッグ
が南風に煽られている。しかし体で感じるのは北からの風。どう
やら風が舞っているようだ。

右の歩道脇を掃いていると空のペットボトルが植込みの陰から出
てきた。横断歩道を掃いていると独り言のおばちゃんに久しぶり
に出会う。春になったんだなあ…。

神社の駐車場は隅っこに落ち葉がびっしりと敷き詰められたよう
になっていた。まあ、この風だから当然か。そこを掃いていると
目の前の旧国道から聞いたことのない音が二度した。顔を上げる
と発泡スチロールの白い箱が車道を擦りながら東から西に走って
行った。あわてて車が来ていないことを確かめて追いかける。意
外にも自分の走りが軽いのに自分がビックリ。

横断歩道を掃いていると男性からあいさつされる。たぶん近所の
マンションの、よく朝にウォーキングされている方だ。神社の掃
除にてこずり、こちらからあいさつする余裕が足りんかった。

公民館前の四つ角で杖の老婦人からあいさつされる。
スナックのポリバケツが車道の中央に転がっていた。拾い上げて
植え込みのブロックに嵌め込んだが、すぐに強風でまた転がって
しまった。仕方ないのでテナントビルの内側に置かせてもらう。

四つ角で青と白のストライプ地のバスタオルが落ちていた。水を
吸っていったので、ゴミ袋の中では重しになってくれてありがた
かった。

公民館の駐輪場にずっと放置されて、処分の紙が付けられたまま
何か月も経っている(処分予定日はとっくに過ぎている)チャリの
横に白い小さなゴミがあって、掃いてみてサクラの花弁とわかっ
た。民家のサクラの木の先、一部分から既に花が咲いていたのだ。

県道の四つ角は銀杏の枯れた実がやはりたくさん落ちていた。猛
スピードの車が通り過ぎていったが大きな破裂音がした。車はそ
のまま走り去った。あとで確認すると青の発泡スチロールが轢き
潰されていた。目についた破片を拾う。

〆に家の近くの駐車場のビニール袋を掃き取って終了。