2014年10月19日

2014年10月19日 快晴

始4:49−終7:07

東の空に三日月が深い紺に浮かんでいます。

身の引き締まる朝。星も盛りを迎えたかのように輝きます。


神社からUターンしてホテル別館の前を歩いていたとき、

中庭からの犬二匹と出くわしました。

先を歩いていた黒犬はこちらに怯えてサッと横切りました。

後ろにいたふたまわり小さな白犬も怯えていました。

てっきり立ち止まるだろうと思って足を進めたら、

白犬はまるで川の水に流されながらも必死で

向こう岸に渡るかのように、ぎりぎりでこちらの前を

横切り、黒犬とふたたび合流しました。

よほど嬉しかったのか、黒犬の左腹に寄り添った後、

猛然と道をまっすぐに走り始めました。

2匹は向こうの県道まで続く道を走って行きました。

2匹は母子だったとわかりました。

ほぼ真っ黒な母犬に真っ白な仔犬。

足を止めてやればよかったなーと今になって反省。


もう一組親子を見ました。

公民館別館の駐車場の隅。

コンクリート打ちっぱなしの駐車場を掃いていて、

サルビアの赤い細い花弁に混じって、

何かゴミが見えました。

緑の葉の切っ先かと思えば小さなバッタでした。

そのバッタの背中が茶色になっていました。

顔を近づけたら子どものバッタを背負っていたのでした。

指先で軽く突くも、じっとその場にいました。

今朝の掃除から贈り物でした。