2013年1月18日

2013年1月18日 晴れ

始5:18−終6:19

うれしいことに今朝は星がはっきりくっきり見える。スモッグが少ない
からだろうか?きのうはホテルの新館に4つも明かりが点いていて驚
いたのに、きょうは6つも点いている。

カラオケ店の奥の方で女の子のキーキー高い声が街の中に響く。とて
も人間の出す声とは思えない。それでも「お疲れさまでしたー」の明る
い声も間で出したりする。なんかよくわからんのう。
しかしきょうはもっとわからん人に接した。散髪屋さんの前の横断歩道
を掃いていると、何やらタタタッと地面を蹴るような足音が聞こえた。
ん、ダンスのステップ?若い奴だろうと構わず掃いていると初老のメガ
ネの男性だった。足元はジーンズの裾を折り返していて、ジャケットも
若者風。その男性が「話せるところないかなあ」といきなり訊いてきた。
「え?」何のことかさっぱりわからなかったぼくは訊き返した。人にもの
を尋ねるときの空気というか間合いというのが全くなくて、街で会った
友だちか同僚かにに訊く風だった。
「なんかタイとかフィリピンとかの店はないかなあ」ああ、そういうことか。
「この辺はもう閉まってますよ」と言いながら、どうしたもんかなと相手
を見る。会社の幹部を長年やってきたような、なんかプライドの高そうな、
自分は出来る人間だよ、そんな雰囲気が滲み出ている、まあよく見か
けるタイプの人間だなと思った。
ぼくが相手にしなかったからか、遠くで信号待ちしているタクシーに
「あのタクシー乗ろうかなあ」と右手をまっすぐ上げて指を鳴らすふりを
した。もちろんタクシーが気付くはずもない。本人もすべっていること
に焦ったのか、「警察署長が…」とワケのわからんひとりごとを言って、
元来た道を帰り出した。「人殺しに関することだから」とこっちを振り
返って気取って言い放った。とんだ最後っ屁だったよ!もうお笑いも
いいとこ。全然笑えなかったけど。なんや、このおっさんは…。
特に酒臭くなかったけど、こっちはマスクしてたしなー。

他にはきょうはとてもスムーズに、引っ掛かるところもなく終了。