2013年6月13日

2013年6月13日 晴れ

始5:00−終7:05

きょうも快晴なり。5時でもすっかり明るい。木曜日は
燃えるゴミの日なので、ひと袋出す。昔は一日で最高2
袋半のゴミ量だったけど(梅雨時だったから今時か)、
神社まわりも剪定され、落ち葉や落ち花がすごい量だ
ったアカガシも2年前にバッサリ切られたせいか、多く
てもゴミ袋半分程度。

ツツジの落ち葉はだいぶ少なくなってきた。黄色の花が
しぼんで歩道に落ちているんだが、この種もツツジなん
じゃろうか?

散髪屋さん前はずっときれいに掃いてある。アジサイ
葉をサッと掃き取るだけで済む。アジサイは満開。でき
るならば雨に濡れるともっと鮮やかだろうに。残念。

神社前の歩道を掃いていると、信号待ちしているワゴン
から何やら声がした。気にせず歩道を掃いていると、
「おはよーっす」
と助手席の若い軽そーな男が身を乗り出してこっちに声
をかけてきた。なんか笑ってる。
ワシも手を止めておはようと返す。
「おにいさん、タバコ落ちとる」
と男は軽く地面を指した。
「ああ。まあ、あとで」
とワシはテキトーに返事した。
信号が変わってワゴンは走って行き、その場所に出てみ
たら、タバコが煙を出して捨てられとった。ワシは特に
怒ることなく踏みにじってチリトリに掃き取った。自分も
さんざんいろんな人に失礼な振る舞いをしてしきなーと
思った。バカの極みだったんじゃ。

犬散歩のご主人にあいさつしてからお地蔵さんに手を合
わせる。後姿を見て、真ん中を走る足の悪い犬は左足の
方が悪そうに思えた。

きのうから掃く順番を変えている。というか素直な順番に
戻した。四つ角を掃いていると杖の老婦人からあいさつさ
れる。きょうは珍しく医院の先生がまだ来ておられない。
原付に乗ったスナックのママさんからあいさつされる。

ひととおり掃いてお寺の前の歩道を掃いていると杖の老
婦人がUターンしてきて、
「葉が落ちて大変でしょう」
と声を掛けられたんで
「いや、花の方が大変ですよ」
とアカガシの薄辛子色の細長い花を箒の先でちょっと指し
た。
「……」
沈黙があって、老婦人がそこから去った瞬間、気付いた!
うわっ、なんて心のない返事なんだろうかと。実際に花
の方が掃くのは大変だけど、そんなことじゃなかろ?ちょ
っと会話の端として目につく落ち葉のことを言われたに
過ぎないのに、なんと事務的な一方的な、相手の質問に
ちゃんと返さず、「ちょっと教えてあげましょうかい?」的
な言葉を無意識で吐いとるんじゃ!
ワシはがっくりした。もっとやさしさを持とうと自分に言い
聞かせているつもりで、全然出来てなかったわけじゃ。
まだまだ口先ばっかりというわけじゃ。気を取り直して自
分を変えよう!

県道に出てモミジバフウの実を掃くがぐっと少なくなってい
た。銀行本店の屋上ではカラスの群れは忽然と消えたまま。