2013年6月19日

2013年6月19日 曇り

始5:01−終7:23

天気予報は一日中雨じゃったが、大丈夫、まだ降り出しとらん。
なんでか、掃除が終わるまで天気がもってくれそうに思う。

きょうは側溝が掃きやすい。適度な湿り気があるからなんか?
それと湿気の多い曇りの日は人はやっぱり柔らかくなるんだろ
うか?3人の方からあいさつされる。それも目が合ってじゃなく
て、ワシが屈んで掃いちょるとき不意に。おもしろいのう。

お地蔵さんに手を合わせ、公民館の方に下がって行く途中で白
ブチのオス猫を発見。ワシに気付いた白ブチは米屋さんの植木
鉢の影に隠れる。ワシは見ぬふりして通り過ぎ、振り返ったら
隣の自動車屋さんの2階のアパートの階段を上って行った。前
に会おたときはちょっと追っかけてみたから階段に上がったん
で、その時は一時避難かと思っちょったが、どうやらあいつの
お決まりのコースのようじゃな。可愛げのない、ぶっきらぼう
顔しとるんじゃ。モテるんかのう。

保育園前の側溝を掃いちょったら、背中越しに黒い塊を感じて、
チラリ見たらこのへんによく出没する黒犬の2匹連れ。後ろの
一匹と目が合って犬は立ち止まったが、ワシがすぐ目を外した
んで前の犬に続いて保育園脇の路地に消えた。

ワシはすごく面白いと思ったんよ。
あの2匹はいつもの時間にお決まりのコースを歩くように路地
に入って行ったんじゃ。毎朝何百回、何千回も繰り返している
決まりごとのような感じで。何回か犬たちを見たことはあったけ
ど、保育園の路地に入って行くのはワシは見たことがなかった。
なのに、あいつらは毎朝の習慣のような振る舞いじゃった。

パラレルワールドってあるんじゃないんか、やっぱり。

毎朝ワシがこのあたりを掃除するのは日課になっちょるごとく、
あいつらも保育園の路地を入って行くのが日課になっちょる。
ただ、活動する階層がちょっとだけズレているだけ。ほら、地デ
ジでNHKのEテレとか同じ時間帯で別番組やってたりするじゃ
ない?あんな感じかのう。

民家のサクラの木の前あたりで小鳥の羽根が散乱しとった。こ
りゃ捕食された可能性があるの。犬は鳥を襲うんか?聞かんな。
カラスはもっと汚く食べ散らかすじゃろうし、となると猫か?
まあ、その可能性がいちばん高そうじゃ。ネコ科の動物は鳥を
食べるとき羽根は食わんからの。

おかげさまで掃除が終わるまで雨を待ってもらえて助かりました。
掃除は毎日変化があるし、教えてもらうことあって、すごいエエよ。