2013年6月22日

2013年6月22日 晴れ

始4:53ー終8:27

いやあ、今年最長のツアー?でした。3時間半超え。
さすがにいろいろありましたが、改めて掃除の面白さ
に出会えたなあ。ほんとに考えもしないことが起こる
から掃除は続けてやりますよ!

さて、2日連続で一日中雨模様だったので、久しぶり
の朝掃除。かなりのゴミの量を覚悟してスタート。する
といきなりあいさつされる。見れば顔見知りの散歩の男
性だった。会わなくなってたけど、散歩の時間を早めら
れたのかもしれない。きょうはワシの方が普段より数分
早めのスタートだったんで、タイミングがあったというこ
とだろう。

落ち葉の量は思ったほど多くない。雨も夜早めに上がっ
たので、かなり乾いていて路面に張り付くことも少なく
掃きやすかった。散髪屋さん前で元懐中電灯の男性とあ
いさつをかわす。あじさいは白い花びらがだいぶ散って
しまっていた。

ミネラルウォーターのペットボトルと車に轢かれてペッチ
ャンコになったコーラの空き缶を拾う。神社まわりは最
近きれいにしてあるので、すぐに済む。

まあまあ良いペースだなと思ってたんだけど、公民館横
の電気メーターの時計を見たとたん、ヤバイと焦りが出
始める。すでに6時24分。始めてから1時間半もかかっ
とる。しかもここからはアカガシの並木がずっと続く。き
のうまでの雨で落ち葉と落ち花が、まあ結構なボリュー
ムになっている。まあ、やればいいだけなんですけどね。

「メンドクサイ」とか
「ぶち落ちちょらあや」とか
「側溝だけ掃いとこうか」とか
いろいろ弱い心が出掛かるのを押さえ込んで、手と体を
動かしていく。その方が結局は圧倒的に早いことを知った
しね。医院の先生も近くを掃いておられる。あいさつをい
ただく。

アカガシの細長い、5センチほどの辛子色の花は雨を吸う
と重くなる。10本、20本、どーってことないが、それが
数が増えると重くなるのよ。45Lのゴミ袋にどんどん入
れていくんだけど、3分の2くらいの量で結構重くなって
きて、ズルして片方の持ち手だけ掴もうとしたら簡単にち
ぎれそうなほどの重さ。まだまだ掃き撮っていないところ
が残っていたんで、正直、袋がいっぱいになって掃き残し
がでるかもと思案していたら、ほんとにジャストタイミングで
小路からゴミ収集車が曲がってきて、運転手さんと目が合っ
た。瞬間、運転手さんは左手で親指を立て、後ろを指した。
「後ろ捨てていいよ」
いやあ、助かった!ワシはゴミ袋を抱えて車の後ろの投入
口にゴミを捨てることができた。捨て終えて
「ありがとうございました」
と声をかけると運転手さんは軽く手を上げて出発した。

ほんとに計ったようなタイミングだったなー。おかげさまで
袋がいっぱいにあるれる不安もなくなり、さらに物理的
にも軽くなったし、何よりも困っている時に助けてもらえた
有難さで心が一気に軽くなり、新たな気分で掃除を続け
られた。

まあ、あと他にもいろいろあったんだけど、これだけは書
いとこう。県道の四つ角で横断歩道の前を掃いていた時、
チリトリとほうきの間は60センチほど。鼻歌まじりで掃い
ていたんじゃが、ほうきとチリトリの間をおばあちゃんが自
転車ですーっと通り抜けた。あれほど掃くときはまわりを
よく見ろと言い聞かせているんじゃが、すぐ忘れてしまう
んじゃ、このボケは。幸いほうきの先は当たらずに何事も
なかったけど、もし当たって車でも来ていたら、事故にな
りかねん。ほうきとチリトリの狭い隙間に通る人なんかお
らんと無意識で思っちょるのも問題じゃ。その2つが重な
ると大事故につながりかねん。最後に厳しく自分に反省を
促して、長い朝掃除は終了〜〜。