2013年6月27日

2013年6月27日 曇りちらり晴れ

始4:57−終7:37

梅雨のために掃除が一日おき二日おきになる。空梅雨なら大
変じゃから有り難いこと。きょうは燃えるゴミの日なので、ひと
袋出して掃除を始める。幸いなことに路面はほとんど乾いてい
てとても掃きやすい。

家の前の三叉路でいつもの散歩の男性にあいさつ。掃除は毎
日いろんなことを気付かせてくれるんじゃが、きょう痛感した
のは思い込み、固定観念でガッチガチなんじゃなーということ。

激しい咳込みと痰を吐く音がしたから、てっきりじいさまだな
と顔を上げたら若いヤツでしかも2人連れだったり、旧国道で
信号待ちの左折車があったんで、いつものホテル専属のクリー
ニング屋さんのワゴンと信じて疑わなかったら、ホテルのワゴ
ン車だったり、掃除が終わってもうひと袋ゴミが出たんで、ゴ
ミ置き場に持って行こうと家の近くの曲がり角を何も警戒せず
曲がろうとしたら、ママチャリに乗った濃い顔のおじさんとち
ょっとぶつかりそうになったり。

これって自分が勝手に決めつけたり、見たつもりになったり、
油断してたり、つまりは無意識に甘ちゃんモードになってるっ
てこと。相手とか対象があって初めて気付けるんじゃな、これ。

それと、これは固定観念とはちょっと違うけど、ゴミ収集車が
側溝の落ち葉を舞い上げて後ろに吹き飛ばしていく光景を見て、
側溝のゴミはいつでもクルマの風圧を受けるんだから、掃除す
る手順は側溝が先で歩道は後がいい。歩道は風圧で落ち葉が
後ろに吹き飛ばされることはないんだから。

県道のゴミ置き場の前ですごく奇妙なものを見た。その場でゴ
ミ袋をひっくり返して中のゴミをふるい落としてゴミ袋だけ持
ち帰ったようだった。なんじゃそれは!チョコやビスケットや
おかきの空袋がいっぱい。メモ紙も何枚か混じっていた。こりゃ
おばはんの仕業じゃな。ひでえことしやがる。目の前はゴミボ
ックスがあるんじゃから、袋ごと放り込めば済む話なのに。
風がなくてよかったわい。全部掃き取る。

家の駐車場の塩ビの屋根に茶トラのオス猫が丸まって横たわっ
ていた。そんな姿を見たのは初めて。生きてるんかとじっと見
たら、わずかに腹が上下していた。朝日が雲間から洩れていた。