2013年6月28日

2013年6月28日 曇り

始4:57−終6:51

金曜日ということでプラ容器のゴミ袋をひとつ出して、さあ
掃除を始めますよ。雨もちょっと降りそうな気配がしてるけ
ど、雲が薄いので大丈夫そうではある。

いつも最初に時間がかかり過ぎているんで、きょうは意識し
て掃いて行く。かといって手抜きしてたら意味ないんで、そ
こはしっかりと自分をチェックしておく。いつもの散歩の男
性にあいさつする。

散髪屋さんのアジサイは花が散らずによく咲いている。落ち
葉も少ない。昔はアジサイといえばカタツムリだったのに、
全然見かけてないなー。なんで?
「梅雨・アジサイ・カタツムリ」って花札になりそうな絵。

神社まわりは並木をバッサリやってから、ほとんど手がか
からなくなった。落ち葉も掃いてあるし。時々榊立ての水を
補充するくらいですね。サクラ並木もずらり緑が続く。

今思い出したんだけど、家の駐車場の脇の路地に缶詰と
栄養ドリンクの空き瓶が2本捨ててあった。缶詰もてっきり
空き缶かと思ったら、まだ開けていない「かつおと煮干」の
缶詰だった。猫の餌用なんか?

途中でいつも確認する電力メーターの時刻を見たら、やった、
きょうは5時56分。久しぶりの5時台だ。気をよくしてアカ
ガシの並木を掃いて行く。花も葉もすっかり減ってきた。

自転車に乗った若い奥さんと四つ角でちょっとはちあわせに
なりかけてお互いに頭を下げる。医院の先生にあいさつする。

公民館のところの四つ角を掃いていると街路樹の植込みに
黒の傘が真ん中の骨をへし折られ捨ててあった。柄の部分は
見当たらず。えらく暴力的。持って帰らんといけんなーと考え
てると、歩道の切れ間に毎朝のようにあいさつする犬散歩の
ご主人が自転車を停めて、ワシに声をかけてきた。

「いつもきれいにしてもらって」
「いえいえ。ありがとうございます」
犬散歩のご主人と初めて短いながらもお話をする。タバコを
ポイ捨てする人を嘆いておられた。顔と同じような柔和な声。
ワシはきのうのゴミ袋からゴミだけを道に捨ててあった話をつ
いしてしまった。やっぱりちょっとは「おっ」と思ってもらいたい
気持ちが底にあるのか、フツーの話より変わったネタを選ん
でしもうた。性ってやつだな。ご主人にリードを握られている
から、その場に止まっている柴犬2匹が居心地悪そうにこっち
を見てるのがなんだかおかしかった。ほんと人間がとまどった
ときの顔してたね。

バイクで店にやって来たママさんにあいさつ。傘はたたんで、
帰りにピックアップするため、歩道の切れ間の端に一旦置いて
県道まで進んで行く。

側溝を掃いていたら脇を通り過ぎた高級車が停まって、運転して
いた女性がワシの方に近づいてきた。何のことかとちょっと待っ
ていると、女性は何か言いかけたとたん、人違いとわかったんじ
ゃろ、声にならない笑顔で頭を下げて車に戻っていった。もしか
して、あのサクラのある民家に住んでいる男性と勘違いしたんじゃ
なかろうか?家の前の側溝を掃除してると思ったんかもしれんね。

県道のモミジバフウもほとんど実は落ちておらず、雨が落ちること
なく終了〜。茶トラのオス猫はきょうも塩ビの屋根で朝寝してた。
ピクッと動いた後、寝とぼけた顔を一回上げた。