2013年7月17日

2013年7月17日 晴れ

始5:01−終6:50

ここんところ毎日必ず見つかるのが羽化できずに死んでるセミの幼虫。
きょうもいきなり歩道の端っこに見つける。せっかく地上に出てきた
のに無念だろう。そういえば薄っすらセミの鳴き声が聞こえてはいる
けど、あの狂ったような、昼寝してる枕をブン投げたくなる大音量で
の、しかも大合唱を久しく聞いていない。いや、もう、「動物愛護!」
なんて叫び声なんか軽くかき消すパワー!毎度うるさいうるさい選挙
カーだって太刀打ちできないってのに…。今年は静かです。アブラゼミ
なんてまったく見ないもんなー。あ、高崎山セミは静かだそうです。
猿たちの大好物なんで(笑)。

まあそれで、セミの幼虫の死骸だけじゃなく他のゴミもチリトリに掃
き入れながら歩道を北上して行ったのです。きょうはゴミが少なかっ
たので、携帯してるゴミ袋に移すことなく散髪屋さんの植込みのとこ
ろまで来ました。あ、車道をジョギングの男性と散歩の男性からそれ
ぞれあいさつをいただきました。それで下に置いたチリトリに落ち葉
なんかを掃き入れようとしたときに、チリトリから必死で脱出する幼
虫にビックリしてしまいました!生きてたんかい!マルムシ(ダンゴ
ムシ)や蟻もそうなんですが、どうしても地面にいる虫はゴミと一緒
に掃き取っちゃうんです。でもこいつらは必ずすぐに脱出します。チ
リトリの奥や横に行くことなく、必ず掃き取り口目指して下りてきま
す。まるでウミガメのこどもが迷うことなく海に向かうように。

脱出した幼虫をワシは驚きながらもつまみあげました。前足は両方
大きく動かしている。後ろ足二本も問題ない。ただ真ん中の足の右
足が動きませんでした。散髪屋さんのアジサイの枝に掴まらせよう
としたんですが、握力がないためか、枝が掴めずすぐ背中から落ち
てしまうので、最後には地面近くの下草の中に置きました。いやあ、
驚かせてもらった。

その後は側溝を掃いているときに反対側の歩道を自転車で走る女性
からあいさつをもらい、家の近くで乳がパンパンに張って垂れ下が
った黒犬を見かけ(あいつは雌犬だったんか)、公民館の四つ角で
杖の老婦人からあいさつをもらい、県道までの一本道を途中で雑草
を抜き抜き、掃き取って終了〜。セイタカアワダチソウを根元から
抜き取るとちょっとした快感があり、逆に失敗するとすごく残念な
気持ちになります。たかが雑草を抜くだけなんですけどね。