2013年8月1日

2013年8月1日 晴れ

始5:00−終6:38

8月です。朝の5時ではまだ暗い。
犬が鳴き、カラスが鳴き、セミが鳴いている。

東の空には上弦の月がくっきりと上がっていた。いつものよう
に散歩の男性とあいさつをかわす。

散髪屋さん前を掃いていると、犬が熱帯の猿のように「ウォッ
ウォ、ウォッウォ」と高い声を上げて鳴くのが聞こえた。

神社まわりを掃く。きょうは(きのうもか)ホテルの裏門前が
きれいに掃いてある。神社のお堂まわりをぐるり掃きながら、
きょうは榊立ての水を足さねばと思い、水足し用の小さな榊立
てに水を入れ、お堂の方を振り返って驚いた。榊は2つとも抜
かれ、榊立てがあるだけだった。

「またやった…」
ね?まったく見てないでしょ、状況を。毎日掃除してるから見
たつもりになって、まったく見ていないことがわかった。愕然
とした。明日からはお堂をちゃんと見てから掃除するように。

電気メーターの時計は6:02。

県道までをいつものように掃く。ほとんどゴミもなく、スムーズに
県道に出る。すると植込みと合体した石のベンチがあるんだが、
そこに人影があった。ベンチではなく歩道に座っていた。ここは
しょっちゅう道路の補修工事やら通行量調査やらを朝からやって
いるので、そういう関係かなあと思いながら、掃除を続けた。

で、近寄っていくと、ベンチを机に歩道にあぐらをかいて、何やら
手帳に書き込んでいた。しかもその人は真っ黒の顔に厳しい目つ
き、縮れた髪の毛に首筋は真っ黒の黒だった。シャツは泥水を被
ったかのような肩から背中にかけて鼠色でだった。

ベンチの上には手帳の他にコーヒー牛乳のペットボトルや何かを
重ねて包んだような白いレジ袋とかあった。歩道には左側は30セ
ンチ角に切った発泡スチロールが重ねてあり、そのうえに細長い
竿のようなものが2本、右側は大きな白いレジ袋のかたまり、さら
に背中の後ろにリュックという配置だった。

その怪しさかげんにワシは腰が引けてしまい、声をかけず、近く
に見えた枯れ葉も掃き取らず、離れてしまった。うーん、あいさつ
くらいしても良かったなあと反省。きょうは反省の日だった。

電柱脇に残っていた80センチほどのセイタカアワダチソウを引っ
こ抜く。ついでにまわりも半分ほどきれいにする。残りは後日。