2014年4月28日

2014年4月28日 曇り

始5:08−終6:54

北からの風がある。掃く向きは風に逆らわず、慎重に。風は東から
吹き、南から吹くように変わる。もっと風の強い日はチリトリを低
空飛行させて進む。

いつも10ほど数えて眺めるサクラの木の根元に薄オレンジの小さな
花が花弁4枚で円錐をつくっている。サクラはすっかり葉桜。

公民館のスロープにはパンジーの黄色の花弁が何枚か落ちている。
左側の階段にも花弁があったので、しゃがんで拾うとダンゴ虫の幼虫
が潰されてへしゃげていた。だれかに踏まれたのだろう。踏んだ人は
気付いたのだろうか?ダンゴ虫は移動中だったのだろう。まさか1秒
前まで踏まれて絶命なんて思いもしなかったろう。そのあっけなさと
つまんでゴミ袋に放った身の軽さ。命の短さ。

今朝もカラスの糞と奮闘する。白い花弁かと思いきやカラスの落と
したての糞だった。ホウキの先を確認する。電柱のてっぺんには2羽。
こちらをこっそりと窺っている。無防備なら糞爆弾を食らう確率がぐん
と高くなる。2羽がはっきり見えるように、おまえらがそこにいるのは
ちゃんとわかってんぞとアピールするために車道に少し出て上を見続
ける。カラスらは声なく奥の電柱に移って行った。

続きましてもカラスでございます。県道の信号を挟んで向かいの歩道
の隅でゴミ置き場の黄色い網からゴミ袋がはみ出て、さらにそこから
ゴミが散乱している。今朝は風があるのでゴミが車道に出てくる。カ
ラスの仕業だ。以前も同じ状況があり、そのときは散らばったゴミを
掃き集めて、ゴミ袋はズタズタにされていたので、自分のゴミ袋に全
部押し込んだ。また同じ事やるのか…。ちょっと躊躇した。片付ける
のはいいとして、いつも後始末ばかりしてるとカラスにやられている
ことをゴミを出した人、特にドリップコーヒーの滓を出している喫茶
店の人が気付かないままじゃなかろうかと考えながら掃いていた。

そうしてたら悩むこともない、白い大きなくしゃくしゃの紙のかたまり
が風に押されて、車道の中央まで流されてきた。掃除するしかない。
横断歩道を渡り、ゴミを片付ける。突かれて破れたゴミ袋は網の中に
押し込み、はみ出たゴミは掃き取る。網の上に放ってあるゴミ袋もあった。
網の中に入れんとダメじゃろうか。それでなくても網は自重のない軽い
網なんじゃけえ。それに、まわりをよく見たら重しが3つもあるじゃない
か。今朝は木製のいちばん軽いのだけ使ってあったが。重しを毎回
毎回ちゃんと置けばええじゃろうけど、できるか?難しいと思うぞ。面倒
だもんな。ゴミ出す人もじゃけどゴミ収集の人にも。町内会でなんとか
予算付けて自重のある網を買ってくださいや。ワシが離れてしばらくした
ら、もうカラスが一羽網の上に乗って引っ張り出そうとしていた。近づく
と飛んで逃げたが、根本を治さんとどうにもならんよね。

家に戻り、庭木の落ち葉を掃いているときに、おつむにポツンと雨粒が
落ちてきた。ありがとうございます。今朝も無事に降るまでに掃除を済
ませられました。