2014年5月27日

2014年5月27日 晴れ

始4:57−終7:29

4日ぶりの朝掃除となる。かなり落ち葉とか溜まってるだろうなと
ちょっと覚悟しながら表に出てみたが、ふだんとさほど変わらず。
しかもツツジの細かい落ち葉が止んでいて、かなり助かる。淘汰
が済んだということだろうか?

東の空はたなびく雲に赤味が差し、初夏の陽気そのもの。風もな
く軽快に進めていく。散髪屋さん前も植込みの落ち葉はぐんと少
なくなっている。元子ども塾の前の歩道を掃いているときに新聞
のバイク便の方とあいさつを交わす。

旧国道の横断歩道を掃いているとき、そばの太いポールに枯れ
葉がくっついていると思い箒の先を伸ばしたら、羽根の厚ぼった
い蛾だった。他のゴミと一緒にチリトリに掃き取る。

旧国道のサクラ並木を東に向かって進み、チリトリを置いて辺り
のゴミを掃き取ろうとしたときに、チリトリの中からよたよたと蛾が
這いずり出てきた。しばらく見ていると街路灯の柱にしがみつこう
として引っくり返り、それでも起き上がって前に進む。本能だろう
か?大昔川沿いの歩道を歩いていた時、いきなり目の前に猫が
飛び降りてきてびっくりしたことがあった。その猫はボロボロと
いうかズタズタで体は骨ばかりの生きているのがありえないほど
悲惨な状態だった。顔には大きな傷があり、目も荒んでいた。その
猫はこちらにひと声振り絞ったが、情けないことに突然の出現に
驚いてすぐその場を離れてしまった。蛾を見てそのことを思い出
した。

神社まわりを掃いてUターンするとき、蛾を見れば街路灯の足元
にしがみついていた。

公民館に設置されたグリーンカーテン用のネットの下を掃く。す
ぐ後ろを部活に行くのであろう中学の女の子が通り過ぎ、反対の
側溝沿いを2匹の若猫が歩いていく。ほぼ同時だったので面白か
った。猫は前をキジトラ白が後ろをキジトラが歩いていく。この間
見かけたときも同じ隊列だった。白の方は悠々と歩いているのに、
キジトラの方はこっちを見て歩みを止め、背中を丸めて警戒する。
少し臆病なのかもしれない。医院の先生とあいさつを交わす。

アカガシの落ち葉は割と多かった。それでも4日ぶりを考えれば
大した量ではない。いつもの手順で掃き取っていく。ちょうど県
道と交差するところに出たとき、横の自販機がしゃべりだした。
「お疲れ様です。冷たいお飲み物はいかがですか?」の人工音
声。たぶん7時の時報代わりだな。

時間はかかったのに体感時間は早かったので疲れはない。スムー
ズに終わりました。最後の最後に会社員の方から「ご苦労様です」
と声を掛けられて終了。