2014年6月10日

2014年6月10日 曇り

始4:59−終6:39

曇り空の下、風もなく軽快に箒を掃き進めていきます。この市道
この時間帯に見かける大型車両はたいていゴミ収集車です。いつも
ありがとうございます。

順調に進んでサクラ並木に入り、神社のお堂に近づいたとき、いき
なり仔猫の鳴き声が聞こえだし始めました。どうやらきのう家の庭
で鳴いていた猫のようでした。

いちおう塀に囲まれているのでどうやって外に出だのだろうと思って
いたら、その疑問はすぐ仔猫自身が解いてくれました。

神社で手を合わせてそこから家の方に戻り、お地蔵さんに向かうの
がコースなのですが、ちょうど市道を渡る仔猫を見たのです。猫は
我が家の隣家である叔母の家の塀の前で「門を開けて」と言わんば
かりに小さな顔を持ち上げ、何度も甲高く鳴き声を上げました。

その様子を見ていたこちらに気付くと仔猫は鳴くのを止めて、目を
合わせたまま頭をゆっくり地面まで沈め「伏せ」の姿勢を取りました。
完全に警戒されてしまいました。一歩踏み出したとき、ワイヤーで
も入っていそうな細い身をパッと起こして向こう側に走り出しました。
そして隣接する散髪屋さんの狭い木戸の下をくぐって中に潜り込み
ました。

「そういうことだったか」
木戸の奥を進めば叔母の家の庭に簡単に侵入できます。そこから
外に出入りしてたんだな。しかしこのルートを仔猫が自分で見つけた
んでしょうか?母猫が教えたようにも思えますが、近くにいそうな
気配さえなく、仔猫はいつも一匹です。

本日は特に問題もなくコースを順次掃いていきゴールとなりました。