2014年7月8日

2014年7月8日 曇り

始4:40−終7:09

台風8号の接近できのうは終日雨となりました。雨が上がった昼下がり、
庭で耳にしたことのない、短い金属音のような音が聞こえて、外を覗い
てみたら、びっくり、イタチが2匹、松の木や植木鉢のまわりを駆け回っ
ていました。たぶん発情期に入って、オスがメスを追いかけていたの
でしょう。近所でイタチがいるという話はむかーし聞いたことがあった
のですが、まさか実際に見ようとは!しかも2匹!ふだん何を食べてい
るのか。意外と残飯や猫のエサのあまりを失敬しているのかも…。

さて、ふだんより15分ばかり早めに始めたわけはやはり台風です。予報
では明日あさっては強雨、強風のようで掃除は難しい状況です。せめて
きょうはひと通り終えたいと思いました。

空は雨雲が広がり、まだ暗い中、掃き始めます。風がないのは有り難い
のですが、やはり路面は水分を含んでおり、落ち葉がピタッとくっつく
ものがあり、掃くのに時間がかかります。

サクラ並木もあまり落ち葉はなく、強い雨のあとはけっこう大きな枝が
転がっていたりしますがそれもなく、割と順調に進みます。ただ神社と
ホテルの境界に並び立つ木々からはかなりの落ち葉がありました。

お地蔵さんに手を合わす前にガラス扉の中を見れば、新しくユリの花が
供えられていました。つぼみですからもう2、3日すれば花が開くでしょ
う。ユリの花が好きです。

お地蔵さんから下って公民館の脇に着くと何か生きものの気配がして、
見れば顔の小さなキジトラ白の猫が道の反対側に現れました。こちらを
気にすることなく悠々と歩く姿はまだ仔猫と呼べる体の大きさにもかか
わらず、妙に堂々として落ち着いており、もう少し大きくなればこのあ
たりを縄張りにしそうな雰囲気を持っていました。

アカガシの花と葉を掃き、保育園の前は砂を掃き、交差点でまた砂を
掃き、最後にたくさん落ちていたモミジバフウの枯れた実を掃き取りまし
た。アカガシでは小豆ほどの大きさの実のかたまりを拾いました。どん
ぐりでした。残念ながら雨で落とされたようです。

モミジバフウの下を掃いているときに急にパラパラと降り出して、てっ
きり風が葉の水滴を揺すったかと思ったのですが、実際は雨でした。
ただ一瞬だけで、特に濡れることもなく掃除を終えました。