2014年7月11日

2014年7月11日　晴れ

始４：５６−終７：５２

台風で被害の大きかった地域の皆さんはご心労多いことと思います。
このあたりは申し訳ないほど特に問題もなく台風は通過して行きまし
た。今朝はプラ容器のゴミの日。ひと袋出してから掃除を始めます。

吹き返しの風が南から吹いています。しかし強さは大したことはあり
ません。一台のクルマが甲高い疾走音を上げて走って行きます。ホテ
ルの方から猫の長い叫び声が、さらに今年初めてセミの声を耳にしま
した。今朝はいろんな音が耳に入ってきます。カラスは相変わらず仲
間と鳴き交わしています。

ひときわ大きな女性の声が聞こえてきました。友だちとしゃべってる
のかと顔を上げて見たら女性がケータイ（スマホだった？）とお話し
中でした。様子から夜のおねえさんみたいでした。口紅の赤が光って
ました。

年配の散歩の男性からあいさつをいただき、新聞のバイク便の方とい
つものようにあいさつを交わします。

サクラ並木はきのう掃いたのでゴミは少なかったのですが、きのう
掃けなかった箇所はやはりゴミがかなり溜まっていました。公民館の
脇の側溝を掃きつつ、目についた雑草をしゃがんで抜きます。その背
中にご近所のマンションの男性からあいさつをいただきました。

腰を上げてふと道の向こうを見たら、腹ぼての猫が堂々と歩いていま
した。乳首が張っており、もうじき出産のようです。それで、その猫
が通ったあとで落ち葉を掃こうとして物陰に何か動きました。キジト
ラの仔猫でした。まだ生まれてひと月もないほどの小ささ。物陰から
こちらをじっと見ていました。

公民館の正面に出ます。久しぶりにとんびの声を聞きました。医院の
先生とあいさつを交わします。さすがに台風の雨風でアカガシの枯れ
た細長い花が大量に落ちています。葉の方はそれほどでもなかったの
ですが。

保育園の前の側溝を掃いていると女性からあいさつをいただきました。
保育園の園長先生？のようでした。ん？ということはやはり時間がだい
ぶ掛っているということか。ふだんの時間ならお会いすることはあまり
ないですから。

民家のサクラの木が伸びている歩道の片側を掃いている背中越しに短い
小さな声が聞こえました。女性が近づいているのはわかってたのですが
…。こちらへのあいさつだったかも。すいません、返事ができませんで
した。

横断歩道でこどもたちの通学を見守る「黄色いおじさん」役の男性から
あいさつをいただきました。あちこちの交差点で何人かが立って子ども
たちに声をかけられているようです。

通学する子どもたちや通勤する社会人の方々に混じって、モミジバフウ
の実を掃き取ります。枯れた黒い実よりも薄青の若い実がたくさん落ち
ていました。車道で押し潰された実も掃き取ります。

最後に家の前を掃いていたら学校に向かう小学生の女の子二人連れの
内、水色のランドセルを背負ったメガネの子がこちらをしっかり見て「おは
ようございます」とあいさつをしてくれました。「おはようございます」と返
したけど「行ってらっしゃい、きょうも頑張ってね」くらい言ってもよかった
かなー。

3時間弱の道のりでした。