2014年10月28日

2014年10月28日 晴れ

始4:55―終7:52

今朝は庭から虫の音はありません。表に出て北の空と
向き合えば、びっくりするほど大きな北斗七星がのし
かかってきそうでした。

服装はついこの間秋バージョンに替えたばかりですが、
すぐ冬バージョンに移りそうな外の空気です。

新聞のバイク便の方、元気な声の主婦の方、それそれ
あいさつを交わします。ハナミズキの一本の木から落
ち葉がたくさん散らばっています。

散髪屋さん前を掃いているときに、よくお見かけする
レーニングウエアの年配の男性からあいさつされた
あと、「朝は寒くなりましたね」と言葉を掛けられま
した。「お気をつけて」と返しましたが、良かっただ
ろうか…。

市道でけっこう膨らんだゴミ袋を持ってサクラ並木に
行くときれいにクリーンアップされていました。散髪
屋さん前のサクラ並木も歩道がきれいになっていたの
を思い出しました。ふだんは軽く30分はかかるとこ
ろ、まだ暗い内に移動できました。側溝を少しだけ掃
きました。

お地蔵さんに手を合わせ下って行くと公民館脇に落ち
葉がけっこう吹き溜まっています。北西の風があった
ようです。チリトリの中の落ち葉を見ることをすぐ忘
れてしまいます。掃き集めるときもよく見るように。

アカガシ通りに出ると、これはどうしたことか、しば
らく見たことがないほど大量の落ち葉が歩道にも側溝
にも広がり連なっていました。すっきりしたサクラ並
木とは真逆の絵に笑ってしまいそうになります。

とにかく掃いて掃いていきます。保育園の隣にある公
民館別館の駐輪場を掃いていたら「おはようございま
す」の爽やかな声。保育園の先生からでした。初めて
見る方でした。

側溝で落ち葉に混じってアマガエルを発見。死んでる
のかとホウキの先でちょっと突くと生きていました。
アカガシの土の上に移します。

野良犬7匹がゾロゾロとお寺の脇の小路を下って行き
ました。さすがに7匹揃うと軍団です。元気な声の
主婦の方が「怖い」というのも頷けます。

さらに側溝を掃いて、一枚紅葉を掃き残したかとホウ
キの先を伸ばしたら、それは赤い羽根の蛾でした。
大きさも同じくらいで動物の擬態そのものに見えまし
た。蛾は飛び立つわけでもなく、車道に向かって少し
ずつ撥ねるように進んで行きました。この蛾はどうな
るのか。轢かれるんじゃないのか。と思った矢先、上
からカラスが空気を切れ込みながら下りてきて、頭を
車道と平行にして嘴を横から差し込み、蛾を捕獲しま
した。嘴の鋭利さと目玉の凶暴さ。蛾一匹でも本能が
剝き出しになりました。ちょっと感動しました。

県道に出ると既に日は高くなっていました。子どもた
ちが登校していきます。もちろん出勤の方々も会社に
向われています。

モミジバフウの落ち葉がいよいよ始まりました。もう
少しあと…来月上旬くらいかと心のどこかで思ってい
たので、意外でした。

クルマ通りも増えていましたし、一瞬、側溝はパスか
なと思って、すぐ掃くことにしました。自分の意識次
第で掃除は先生にもなるし、雑用にもなります。通行
するクルマやバイクの邪魔にならないよう、充分気を
付けながらすべて掃き取って終了しました。