2015年9月30日

2015年9月30日 曇り

始5:00ー終7:22


虫の小さな鳴き声とホテルからの空調音が混じって聞こえます。
静かなちょっと肌寒い朝。頭上には星が整然と広がっています。
ふと南の方を振り向いたときに、赤みを帯びた見事な満月が浮
かんでいました。確か地球に最も近づき、14%も大きく見える
スーパームーン」だとテレビのニュースで言ってたなー。

三叉路で掃き取ったオレンジの紋が入った蛾が側溝でチリトリ
から這い出ました。死骸とばかり思ってました。

掃いているとカラオケ館の方からたくさんの話し声が聞こえて
きました。顔を上げて後姿を見たらどうやら男子大学生の10人
弱のグループでした。全員駐車場の中に入って行ったので、ク
ルマか?と思ったら近道するため横切っただけでした。

サクラ並木の落葉はきのうよりは少なめです。ただ見上げれば
だいぶ葉が落ちたとはいえ木にはまだまだ青葉は多く、7割は
残っています。

お地蔵さんに手を合わせて公民館に向かう道で顔見知りのミニ
サイクルの男性とあいさつを交わします。

アカガシ通りで女性のヒール音が聞こえてきたので、歩行の邪
魔にならないか顔を上げたら、向かいの歩道でした。

民家のサクラの木のまわりを掃いているときにスクーターがやっ
て来ました。「おはようございます」保育園の先生でした。

県道に出ます。モミジバフウの葉が落ち始めました。本降りは
もう少し後ですが、降り出すとちょっと大変です。出社途中の
男性からあいさつをいただきました。

ん?皮ジャンを着た若い兄ちゃんが手にゴミ袋をふたつ下げて
ステンレス製のゴミステーションに近づくのが見えました。ゴミ
袋の色はグリーンで燃えるゴミ用ですが、今朝は燃えるゴミの
日ではありません。気になったので掃く手を止めて見ていたら
ゴミ袋をひっくり返しゴミステーションの中に中身を流し込み始
めました。
「やってくれたな」とすぐ思いました。空になったグリーンのゴ
ミ袋を小さく畳んだ兄ちゃんはややがに股で旧国道の方に消
えました。ところが掃除をしながらゴミステーションのところま
で行き、蓋を開けて中を見ましたが、ゴミはどれも缶や瓶の
類いで透明のビニール袋にきちんと入れて出してありました。
(ひと袋だけグリーンの袋がありましたが)さっき見た光景は
見間違いなのか?妙は気分で掃除の終了です。