2016年5月12日

2016年5月12日 晴れ

始5:15−終7:13


まだ日は昇っていませんがすばらしい青空。風もなく、
静かに掃き始めます。散髪屋さん前で紫っぽい色(いま
調べたら「似紫(にせむらさき)」という色のようです)の
つなぎを着た男性から「近くにコンビニはありますか?」
と訊かれて、この道を下がって80メートルくらいのところ
にありますと教えました。

道を掃きながら思ったのは、掃除をする人間は地元の人
間に決まってると暗黙の了解があるから訊かれるわけで、
場所をちゃんと応えられないとマズイなということ。とこ
ろがその男性が戻ってきて、また声をかけてきました。
「○○○○旅館って知りませんか?」初めて聞く名前で
した。ちょとわかりませんね。…あ、コンビニはわかり
ましたか?「ああ、ありがとうございます。わかりました」
男性は離れて行きました。たぶん長期滞在で現場仕事を
される職人さんではと想像しました。しかしコンビニの話
に切り替えたので、なんかお礼を欲しがってる感じになっ
た気がして、ちょっと変だったなと反省。手には小さなレ
ジ袋一つありませんでしたから、用事が果たせたかどうか
も不明でした。

お稲荷さんの駐車場で小さな白い鳥の羽根を見て、一枚
二枚なら特に何も思わないか、可愛らしいかと感じますが、
猫などにやられて何十枚もまとまっていると景色はまるで
違ってきます。お稲荷さんに手を合わせておじぎする横顔
に強い朝日を浴びます。

アカガシ通りでは本格的にアカガシの枯れた葉が降り始め
ています。ふと横を見たら茶と黒白の野良犬が二匹、悠々
と車道を渡りアカガシの根元に植えられた草花を嗅いで、
大型の野外駐車場に入って行きました。珍しく2匹のみ。

かまぼこ板に書かれた「花を取らないで」の差し込み具合
が微妙に変わったなと思ったら二箇所に増えていました。
ということは最初の警告があったので、隣の木のまわりに
植えられた花を頂戴したということか…。花があったか記
憶にありません。ダメだな。背をピシリと伸ばして出勤する
ビジネスマンの方々とすれ違いながら、掃除を終えました。

家に戻り、燃えるゴミをひと袋出して終了です。