2016年12月17日

2016年12月17日 曇りのち晴れ

始5:05−終8:53


土曜で時間に余裕もありましたので久しぶりにフルコースを
掃きました。やはり相当時間がかかりましたが、それよりも
後悔することをやってしまいました。人間ができていない、
というよりできるんだろうか?

さて表に出ますとクルマのフロントガラスが凍っていました。
この冬一番の寒さで上はジャンパーの中にフリースを着込み、
下はヒートテックのタイツ、頭は汗取り帽からニット帽に替
えました。

市道はカエデの葉が散っていますが風もなく掃き取りやすい
状態。散髪屋さんまわりと反対側の歩道を掃き取ってサクラ
並木に入ります。歩道はすぐ済んで駐車場に散らばったカエ
デを掃き取ります。

お稲荷さんに手を合わせてから小さな鳥居の右手に立つサク
ラの木を10秒見します。すっかり葉を落として裸木になった
サクラに近づき、幹に素手を当ててみました。

Uターンして自宅前に戻ります。見上げた西の空の雲間に半
月に近づいて行く月が見えました。お地蔵さんに手を合わせ
ます。そのすぐ隣の三階建ての家のガレージが少し上がって
いて、赤のレーシングカーのアイドリング音が響いています。

アカガシ通りに出て四つ角を掃いていたら声が聞こえました。
お久しぶりです、スナックのママさんからのあいさつでした。
保育園はすでに部屋の明かりが点いていました。

反対側の歩道を男の子1人女の子2人が並んで何か喋りな
がら歩いて行きます。カラオケ帰りではなさそうだし、服装も
ちゃんとしているのでホテルの宿泊客かとも思ったのですが、
しばらくしたらその道を引き返してきました。カラオケ店のス
タッフが夜間銀行に入金したのですね。その後で女の子2
人は仕事を終えてもう一度同じ道を歩いて行きました。

県道の四つ角はモミジバフウが広がっていましたが、雨を幾
分含んでいるので御影石風のツルツルした歩道は掃きやすく、
順調に進みます。

南から北へ順次上がって行ったとき、旧国道の横断歩道を渡
ってこちらにやって来る女子中学生の団体がありました。紺の
レーニングウェアで統一していたのでチラリ見ただけで、あ
あ、ホテルに泊まっているどこかの運動部だなと決めつけて
しまい、そのまま掃き続けました。それと中学生以上の女の
子からあいさつをされたことがなかったので(男の子は割と
あいさつをくれたりします)。ところが列が過ぎて行った途中
で「おはようございます」の声が2度しました。何人かが声
を揃えていました。少し振り返ったときその間を中学の男の
子2人が自転車で抜けて行ったので、彼らに声をかけたのか
とも思いましたが、いやふつうに考えたらこちらにあいさつ
したに違いありません。しかも彼女たちをよく見れば運動部
とかでなく手に竹ぼうきを持った掃除部隊でした。最後尾に
いた先生らしい男性がこちらをのぞきながらあいさつされた
のでそこではあいさつを返したのですが、女の子たちは完全
にシカトしたことになってしまいました。朝イチから気分が
良くないことをしてしまいました。物事をよく見ず決めつけ
る悪癖から何としてもまともに変えないといけないと痛感。

後で大人の竹ぼうきを持ったグループやいつもの長身のメガ
ネの男性からあいさつをいただきました。日が高く上った中
を反省しながら家に戻りました。