2018年8月13日

2018年8月13日

始4:55−終7:36


お盆ですが例年騒がしいカラオケ館はひっそりと佇んでいました。
溜めていた燃えるゴミをひとつ出して掃除を始めます。

やはり人通りもクルマ通りもふだんより少なめ。きれいにされてい
た散髪屋さん前を左に回り、西のサクラ並木道に入ります。2日ぶ
りですが思っていたより落ち葉の量はありませんでした。一本のサ
クラの根元に小菊の花束が立てかけられていました。大切な方が
ここで亡くなられたのでしょう。掃除を進めます。

別のサクラの根元に違和感を覚えました。窪みに吸い殻が差し込
まれていました。歩道の終わるところまできれいにしてUターン。
今朝も商店はシャッターは閉じたままです。

市道に戻りホテル側の歩道と側溝を掃いていたら、顔なじみの解
体作業員の方がホテル中庭から出てきました。あいさつを交わし
た後、「きのうから水が出るようになった。クーラーも付いた。社長
が来てくれたから」「それは良かったですね」水が出ない、使えな
いってこの真夏の酷暑に地獄以外の何物でもありません。訴えら
れるレベルです。しかし水なしで10日間作業させていたことは大
問題です。しかし「きょうは休み」と言われましたが、ではなぜここ
に来られているのだろうか?

東のサクラ並木道もできるだけ雑念を払いながら掃き進みます。
落葉の合間を小さな葉片が動いていきます。蟻があごでくわえて
進んでいました。避けて他のゴミを掃き取ります。路面に落ちた
アブラゼミを掃くと鳴く声が混じりました。生きているのか確かめ
たら死骸でした。路面に擦れた音でした。

淡々と落ち葉を掃き取り、家に戻ってもうひと袋ゴミ袋を作って
ゴミ置き場に出して終了です。