2013年8月3日

2013年8月3日 晴れ

始5:01−終6:49

外はまだ暗いが空は晴れている。植込みを掃き取っている
ときに、後ろに人影を見つけた。てっきりいつもの散歩の男
性と思ったので、きょうはこちらからちゃんとあいさつしようと
待ち構えていたんだが、全然近寄って来ない。杖のおじい
ちゃんがじっと立っていた。

きょうも散髪屋さんまわりは落ち葉が多い。暑さのせいか、
枯れてしわくちゃになっている。多いと思う頭がひとつだ
けと言い聞かせて掃いて行く。

サクラ並木の通りにあった萱の雑草。やっとの思いで引っ
こ抜いたんですが、おや、もう緑の細い葉を2,3本伸ばし
始めている。地球を支配しているのは人間とか動物とかじゃ
なくて、やっぱり植物なのかもしれんのう。

時計は6:15。やっぱりきょうは時間がかかっている。その
横で猫が悠々と毛繕いしていたのに気付く。目が合うと睨
んできた。まだ生まれて1年くらいなのに(笑)。キジトラ白。

公民館の四つ角に出る。反対車線にタクシーが待機してい
る。いや休憩か。ここでタクシーを拾う人はほとんどいない
から。朝まで仕事だったんだろうか?ご苦労様です。

そのままの流れで県道の歩道に出る。このままアッサリ終わ
るかと思いきや、なんとも素敵なワンシーンを見せてもらうこ
とができた。

ワシがゴミを掃き撮りながら歩道を北上していると、ちょっと先
に若いカップルがいた。背が高く、ロン毛で黒のTシャツの男
ロードバイクで、女の子は肩までのサラリとした髪にオレンジ
のシャツと白のパンツルックだった。まあ美男美女のカップルで
した。

何してるのかなと、それとなく見てたら彼氏はロードバイクのサ
ドルに彼女を座らせて、自分はサドルの前に腰を出して二人乗
りで走り始めた。サドルは高く、女の子の足は地面から宙吊り
に見えるほど恐ろしく離れていた。なのに。ワシの横をサーーッ
と通り過ぎた時、女の子はこれ以上ないって笑顔をしてた。も
のすごく嬉しそうだった。

彼氏を完全に信頼してたんだろうな。あんな危なっかしい乗り
方なのに、まったく恐怖心がなさそうだったから。というか、急
なその展開を大喜びしていたね。

二人を乗せたロードバイクは南下して街のほうに向かっていった。
しばらくワシは見ていた。